こんにちは JNA本部認定講師 畠中です。

今日は女性なら気になる問題、『妊娠してもネイリストは続けられる?』というお話です。
これから先、結婚したらサロンに勤め続けれるのか?独立してもやっていけるのか?についてお話していきたいと思います。
一日中座って過ごすネイリストですが、サロンワークは1日に6~8人入客するなると結構体力勝負です。
これだけの人数のお客様の施術に入るとなると落ち着く暇はかなり少ないと思います。
もちろん、サロンにとっては売り上げに直結しますので回転率は大事です。
なので1日2人というわけにはいきません。
体力勝負か…
妊娠したら厳しそうだな…
と心配になる方も多いと思います。
特に妊娠すると思ったように身体は動かないし、
つわりとかもあるかもしれない…
そんな時どうするんだろう…
やっぱり妊娠がわかったらネイリストは続けられない?と思われるかと思います。
ですが妊娠してもネイリストを続けていくことは可能です。
もちろん安定期に入るまではとても大事な時期となりますし、
体調にもよりますが、サロンによってはヘルプがつくサロンもあります。
体調やスタッフ、オーナーと相談しながらではありますが、時間帯を短くしたり
ヘルプや事務作業や雑務の時間を増やしてもらったりしてサロンを支えることはできます。
施術がないと売り上げは上がらないので、1日に入れる人数を少し減らしてもらいその他の雑務を行うことで、他のスタッフの手助けをすることはできます。
配慮してもらえるからこそ、やはり出来る内容でスタッフやお店に協力出来ると良いかなと思います。
安定期の4ヶ月から、お腹がはっきり出てくる7ヶ月前後まで
フットの施術にも入れると思います。
もしフットの施術台がとても低い場合や、お腹が出やすい方は6ヶ月ごろからキツくなってくると思います。
6、7ヶ月以降はフットの施術は入れなくなることから、
妊娠4ヶ月〜6、7ヶ月の間は優先的にフットに入れてもらったりしても良いと思います。
どうしても体の問題で難しいことも増えるので、働く側からすると申し訳ない気持ちになってしまうことも多いと思います。
大事な体ですので、もちろん無理することはありません!
その分、出来ることをカバーすれば良いですし、他のスタッフもいづれ同じように妊娠することもあると思います。
お互い様で、協力しあえる仲間だと思うので、
出来ることで支えていけば大丈夫です!!!
もちろん、妊娠がわかった時点でサロンを退職し、独立する方もいらっしゃると思います。
出産まではサロンやスタッフに迷惑かけたくないし、
自分のペースで体調と相談しながらやっていきたい!
出産後は自宅で子どもを見ながらネイルができれば…
と考えて居る方も。
これに関しては、私はちょっと危険かも!と思っています。
自宅サロン開業は簡単に見えますが、結構大変です。
まずは家具を揃えないといけません。
椅子やテーブル、ワゴンなど揃えて、さらに部屋に合わせて配置しないといけません。
運ぶまでは家族に手伝ったりしてもらうことも可能かと思いますが、
配置などは微妙な移動などもしたくなるものです。
これは妊娠したタイミングで行うより、きちんと先々の見通しをたて体が動くうちにやっておく作業だと思います。
そしてサンプル作成。
開業するということはカラーチャートや、サンプル作成は必須となってくると思います。
これが結構時間かかる。
一からやるととても時間かかるものなので、少しずつコツコツとやっておいた方が良い作業だと思います。
その他、集客のためのネット関係など、やることは山積みです。
人が来ないと売り上げは上がりませんので、これも大事。
妊娠してからの開業は、前もって用意周到に準備できていれば可能です。
そうでないと体にも負担が大きいと思います。
妊娠は女性にとっても、家族にとっても大事なことです。
もちろんネイルをしたい!という気持ちも大事です。
どちらも大事にするために、永くネイルを続けていくためにも
・無理をしないこと
・先々の見通しや計画を立てること
これはとても大事なことだと思います。
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